SONYのクリエイティブルックが楽しいのは最初だけでやっぱ不要かも

こんにちは、SONYカメラユーザーの花鳥風月です。私が使っているα7C IIにはクリエイティブルックが搭載されているんですが、最近やっぱいらない機能かもって思い始めました。今回はその考えに至った経緯とか、もう一度カメラ選び直すならどれにするかというお話です。

この記事のまとめ

  • 手作業で現像する方が楽しい
  • 写真機はもっとシンプルな機能で良いと思う
  • クリエイティブルック自体は素晴らしい機能
  • 過去に戻ってもSONYカメラを選びたい

クリエイティブルックの便利さよりLightroomでいじる楽しさが勝った

Lightroomでアレコレいじるのが楽しい!クリエイティブルックは便利だけど最初から完成されていて飽きる。

これがクリエイティブルックもう要らないかもなーと思う最大の要因です。

結局、面倒くさいことが楽しかった

露出からコントラストからなんやかんや、Lightroomで一つずつ自分で練り上げていくのが楽しいです。

とは言え、Lightroomを使うのが楽しくなったのってつい最近なんですがねww

これまではトーンカーブの扱い方もよくわからんし、自分が好みの色の出し方もわかんなくって有料のプリセットで済ませていたり。Lightroomの使い方がイマイチわかっていなかったもんで、撮る時点でいい感じに仕上がるクリエイティブルックにかなり憧れていました。

クリエイティブルックを使うともはやプリセットをあてる手間も省けるし、めっちゃ良いじゃん!って。笑

それが、いつもLightroomを使っているうちにだんだんと機能を使いこなせるようになり、自分で考えて1枚1枚仕上げる面白みがわかってくると、逆にクリエイティブルックの弱点というか、クリエイティブルックを使うことで削られてしまう楽しさに目が行くようになってしまいました。

もちろん、クリエイティブルックを使って撮影した写真をさらにいじることもできます。でも、下味がしっかりついちゃってるので自分が一から味付けするのとは違います。

クリエイティブルックをRAW撮影してLightroomに取り込むと上手く反映されない

ていうか使っていて気が付いたのですが、クリエイティブルックを使ってRAW撮影したものをLightroomに取り込むと、色とか明るさが上手く反映されません。

↓クリエイティブルックを使って撮影した写真

↓上の写真をLightroomに取り込んだときの写真

Adobe側の味付けになっちゃってるぽいですね。

解決方法:クリエイティブルック使うならJPEGで撮影する

JPEGで記録すれば、クリエイティブルックの色味などが保たれたままLightroomに取り込めます。しかし、JPEGなんでまあそうなんですが、もう味がついちゃってるのでLightroomでガッツリいじるのは向いていないかもです。

となると、クリエイティブルックを使うならLightroomではあまりいじらない前提でJPEG撮影するか、RAW撮影してあとからガッツリいじりたいならもうクリエイティブルックはあきらめるか、ですかね。

Lightroom側の設定でいけるかもしれないがCC版ではムリだった(多分)

これThreadsでボソっとつぶやいたら詳しい方がアドバイスくださったんです。で、Lightroom側でRAW取り込み時の設定ができるよーってことだったんですが、結果としてできませんでした。

設定っていうのは、RAW写真を取り込んだ時に自分が使っているカメラに合わせて色見などが調整されるということです。言葉じゃわかりにくいと思うので、以下をご覧ください。

Camera Raw ファイルについて(Adobe)

Lightroomのクラシック版だったら「カメラ設定」で自分が使っているカメラを選べるっぽい??私はCC版なんでそこが確認できないのですが、ともかくCC版ではどうにもならなかったです。残念。

Raw 初期設定の調整(Adobe)

もしかすると、カメラによるのかも??

クリエイティブルックは要らないけどSONYカメラにしたのは正解だった

今後クリエイティブルックを使う機会は減ると思うのですが、とはいえSONYのカメラを買ったことに後悔はありません。

個人的にSONYのカメラが好きな理由を書いてみました。

  • カメラが四角くてコンパクトで軽い
  • サードパーティ製のレンズが豊富

色の出方が~とかそういうところはわかんないのですが(わからんのかーいw)、見た目とレンズの候補が多いのは買って正解と思えるポイントです。

…この後書きますが、まあその、見た目にちょっと不満はあるんですがw

カメラが四角くて小さくて好み

四角い感じが好き!ザ・カメラって感じ!

…てなわけで、SONYのカメラの見た目が好きです。もちろんモデルによってフォルムもちょっとずつ違うのですが、大体四角いと思います。

おまけにコンパクト・軽量なモデルも多いので、そこも気に入っていますね。

SIGMAのかっちょいいレンズが使える!コスパ最高!

SONY Eマウントはサードパーティー製のレンズもたくさんあります。特に私が好きなのがSIGMA!真っ黒でめちゃくちゃ好み!かっこいい!!

実は、SONY純正のレンズよりSIGMAレンズの方が持っている本数が多い…(笑)。まあこれはSIGMAの方がちょっと重かったりフィルター径などがデカかったりする代わりに価格が抑えられているから、っていうのもあります。純正レンズって高いもんね。買いたいけど。

ただし見た目のチープさはどうにかして欲しい…

SONYのカメラって見た目がめっちゃプラスチック。笑(見た目をほめた後からのディスりw)

SONY製じゃなくてもそんなもんか?って思います(思いたい)が、やっぱNikonのZfとか見ると差を感じる…。せっかく性能が素晴らしくてコンパクトで扱いやすいのに、お値段と釣り合わない安っぽい見た目が残念…。

まあぜいたくな話ですかねぇ。見た目も高級感を!とか言ったら、プラス5万以上とかしちゃうんでしょうか。

α7C IIは主にコンパクトさと軽さで選びましたが、手にしたときの優越感というか、ついついニンマリしちゃうような所有欲を満たすほどの感動はなかったです。その点においてNikon Zfのインパクトは凄まじく、某家電量販店で見たときに「うわ!!欲しい!!!」と物欲センサーが瞬時に警報を発するほど。

小言を漏らしちゃいましたが、そうは言ってもSONYのカメラは好きです。次に買い替えるときも、多分SONYかなあ。

Lightroomが楽しいからクリエイティブルックは要らないけど、オリジナルで色を作れたら使いたい

クリエイティブルックってあれば使っちゃいますね。でも最終的にはLightroomであーでもない、こーでもないと色付けするのが楽しいなと思いました。

だけども!!

将来的にLightroomあるいはSONYが提供する専用アプリなんかで、自分が作ったプリセットをカメラに読み込ませて使うことができるようになれば、そのときはもうもちろんクリエイティブルックにお世話になります!w

けどまあ、撮影機材と編集ソフトっていうのは別であるからこそ細かな部分にもクオリティを求めていけるんですよね。

なんでも一括でポン!とできちゃったら、”便利なカメラが良いカメラ” みたいになって、なんか味気ないなとも思います。じゃあそれってスマホで良いじゃん、みたいな。

今でもすでにそういう流れになっている中で、あえて撮影に特化した機材(要はカメラ)を買う理由が薄まっていますよね。だからといって単に「ミラーレス一眼もスマホみたいなこともできますよー」って言ってるだけじゃあ響かないし…。うーん、難しい。

個人的にはスマホはスマホ、写真機は写真機と棲み分けして欲しい

最後に戯言。

個人的にミラーレス一眼とか写真機はシンプルな機能であって欲しいです。

写真撮影から色を付けるまでパパっとしたいならスマホ、すべてじっくりと仕上げたいなら写真機(ここでいう”カメラ”)で撮影して別ソフトで仕上げる、そんなイメージ。

だって、わざわざ写真や動画の専用機材を買うわけですから、そこにお手軽・便利なソフトも一緒こたにしちゃうとなんかなーって。それなら高性能なカメラを搭載したスマホでいいじゃんって思ってしまいます。

クリエイティブルックを搭載することでスマホっぽさが出たわけですが、これを良しとするかどうかは人により分かれるだろうなと。ただ、(スマホじゃなく写真機という意味での)カメラを買う人を増やすための施策を考えたとき、メーカーとしてはやっぱり必要な機能だったのかもですね。

ともあれ一度導入した機能を簡単に外すわけにはいかないでしょうし、確かに便利なものなので今後もクリエイティブルックは進化していくんじゃないかなと。それにまあ、クリエイティブルックが搭載される前からカメラ側で設定できることはだんだんと増えていたので、これも自然な流れでしょうか。

クリエイティブルックという機能を初めて目にしたときは感動したけど、あんまり複雑になりすぎないで欲しいなーって思っています。追加機能として欲しい人は別途インストールできる、とかにならないかな。