and the changing seasons
花鳥風月
純度高め()の雑記ブログ。
ライフスタイル / 暮らしについて、
うまみたっぷりのお味噌(文章)と
日替わり食材(写真)でお届けします。
#2 書くこととブログ
書くことについて
思えば小学生のころから、自分って作文が得意だよなーという自覚はありました。
具体的には、夏休みの読書感想文で友達がどえらい苦労して書いたのを知ったときです。友人は紙がボロボロになるくらい何度も書いたり消したりを繰り返したと聞いて、めちゃくちゃ衝撃を受けました。なんでかと言えば、私はほぼ消しゴムを使わずにサラサラと書き上げたからです。そうか…自分みたいな人ばっかりじゃないのか…としみじみ思ったのを覚えています。
それと、新入社員研修の最終日に感想文を書くよう指示があって、これも80人近くいる中で自分が一番速く書き上げた記憶があります(A4びっしりくらい)。
ただ本当に、「得意」なだけなんじゃなくて「好き」なんです。気が付いたらいつも書いてる。「何を書こうかな」っていう時も、考え中の頭の中を書き出すのが楽しい。
これが自分のライフワークだ!と気が付くまでには時間がかかりましたが、多分そういうことなんだと思います。
読み物としてのブログ
このブログは、なんとなーくふらっと立ち寄ったらうっかり長居しちゃったわ、という「読み物」として面白いブログを目指しています。
今まで私は「等身大の自分」を発信するプラットフォームとしてのブログは持っていませんでした。それは、ブログは稼ぐ手段であり、ありのままの自分を表現する場所じゃないっていう、なんかこう、マネタイズに引っ張られすぎた部分があったからです。
だから、本当の意味で自分の得意な部分を出すことができずにいたんですよね。一般的に求められるのは読者のニーズに対して適切なアンサーや選択肢を示せる記事であって、読み物みたいなブログじゃなかったから。
それで私にもマネタイズを意識したブログを運営していた(実は今もやっていますが)時期がありました。それなりにゴリゴリ書いたので、わりと掲載順位も上位へ昇り詰めました。だけど、やっぱり苦しくて続かない。
セールスライティングっていうのは書くのが好きな人の方が有利ってのは間違いないと思いますが、同時に「売ること」に対する情熱も必要だと思うんです。その点で私は今一つだったと。笑
それから時が経ち、改めて自分の書くことに対する情熱やら純度の高さやらを考えると、あらゆる意味で生産性は求めない方が自分の良さが出るのかもしれない、という結論にたどり着きました。
このブログでは、書くことが好きなんだ!自分がやっていることが好きなんだ!という、ありったけのピュアな気持ちを文章に込めてお届けしたいと考えています。
これからのブログ/書くということについて
私は、もっと自分の味を自由に出すブログがあって良いと思っています。どれくらいいるかわかりませんが、少なくとも私自身が読み物として書かれたブログが好きだからです。
だから私がこれからブログを始めてみよっかなーと思っている人に何か言葉を贈るとしたら、「あなたの ”好きなこと” を読みたい」ですかね。要は、ガチガチの情報提供を目的としたブログだけが求められているわけじゃないですよ、と。
ただ、ある人のある日常が綴られているだけのブログであっても、そこに書き手の「好き」とか「こだわり」が入って熱がこもっていたら、それを魅力に感じてもっと読みたいと思っている人がいるんですよ、と言いたいのです。
とはいえ、どうせブログを始めるならマネタイズしてなんぼ、と考える人だっていますよね。だから、これからのブログの世界がもっとメディア自身が出している味によって評価されるというか、ある意味「原点回帰」する部分があって欲しいなと思っています。
あらゆる切り口から自分の人生をオープンに語る場としてブログがある-書き手の生き方そのものが誰かにとって意味あるものになるって、すごく素敵じゃないですか?