30代独身だと気まずくて友達から距離を置きたくなる

学生時代からの友達が企画した「赤ちゃんコラボ会」を欠席した。なんだそれ?という感じだが、要は生まれたばかりの我が子同士を会わせる集いだ。

私も仲良しグループの一人なのでお誘いいただいていたのだが、子どもはおろか、結婚すらしていない自分には少々ツラい。

前にも似たようなことが何度かあってしんどくなったことを思い出し、今回は逃げてしまった。

SONY α7C II / SIGMA 45mm F2.8 DG DNで撮影した夜明け前の海辺
SONY α7C II / SIGMA 45mm F2.8 DG DN

自分くらいの年齢になると、段々と人生の進み具合というか、ライフステージに違いが出てくる。周りは結婚して子どもが生まれ、そろそろマイホームを…という人が多くなった。

そんな中、自分は未婚だし子どももいないし、実家暮らしだし。全然じゃん、っていう。客観的に見ても冴えない人生だなという感じ。

プライベートは特に何もない代わりに、仕事をバリバリ頑張ってもう部下がいっぱいいるとか、それなりのお給料を受け取っているという状況であればまだ救われるかもしれない。

しかし、自分の場合はそんなこともない。キャリアでも悩みまくっている。

SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROで撮影した夜明け前の海と小島
SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

一体、自分の人生はどういう方向へ向かっているんだろう。自分が結婚できない理由を考えると、イマイチ結婚に対して本気になれていない部分もある。

今までお付き合いした人の中で、何人か結婚を考えた人もいた。それがなぜ別れという結末になったのかといえば、自分があと一歩踏み出せなかったせいに違いない。

「結婚したい」とか言いつつ、本当の自分は自由気ままにふらふら生きていたいのだ。

結婚がダメなら仕事はどうなのか。それもよく分からない。今の職場から出て行こうという気持ちはあるが、その先のことが描けない。

ただ、何でも自分で決めて動くのが好きなので、お金も大事だがまずは自由に動ける環境かどうかの方が大事だろうな、とは思う。

SONY α7C II / SIGMA 45mm F2.8 DG DNで撮影した日の出と海
SONY α7C II / SIGMA 45mm F2.8 DG DN

私からすれば周りの友人はとても順調な人生を歩んでいるように見える。本当はいろいろとあるのかもしれないが、今は幸せの絶頂期とも考えられる時期を過ごしている人も多い。

そういう姿を見るとシンプルに羨ましい。そして、自分が情けなくなる。

「赤ちゃんコラボ会」に参加したとして、自分はどういう顔をしていれば良いんだろう。自分以外、みんな既婚者で次は子どもだマイホームだという状況だ。

その話を聞いている時間が自分の心にグサグサ刺さって痛い。

話のついでに私の近況も聞かれるが、行き遅れ全開の友人の話などもとよりさほど興味がないだろうし、自分も肩身が狭くて笑いにすら変えられない。

いつか自分も友人たちのようにキラキラできるんだろうか。なんなく鬱屈な気分になりつつ、「今回は欠席で…」と送ったのであった。

使用機材

SONY α7C II
SIGMA 45mm F2.8 DG ND
SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

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