相手に素を出してもらうには「安心」「自信」「気楽さ」がミソ

私は相手に素を出してもらうのが得意なタイプかもしれない。

緊張している人や、なかなか自分を出さない人とも打ち解けるのが早い方だとは思う。

人のタイプはいろいろだけど、中には自分を出すのが苦手、素を出せない…という人もいる。

そういう人にどうやったらリラックスして素を出してもらえるのか、自分なりにコツだと思うことを共有したい。

相手に素を出してもらうには「安心」「自信」「気楽さ」がミソ

  • 自分の弱点を出す
  • ちょっと砕けた口調で話す
  • 笑顔で挨拶
  • すべて肯定
  • 嫌いなことを安易に口にしない
  • (自分の)ギャップを見せる
  • 相手の名前を呼ぶ

大事な要素は「安心」「自信」「気楽さ」

やることはシンプルで本当にこれくらい。

SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROで撮影した草の影に隠れている彼岸花
SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

素を出さない…というか上手く自分を出せない人って、警戒心が強いケースや相手の何気ない一言を怖がっていることがある。

かくいう私も相手のリアクションを先読みして「これは言わないでおこう」と考えることもあるし、気持ちは分かる。

相手の恐怖心や心に抱いているリスクを和らげるためには「安全な人」と思ってもらうことを第一に考えよう。

あとは「先に自分のことを話す」というのも大事だけど、相手にも「私も喋らなきゃ」と思われたら逆効果なんで、とりあえず上記を意識したらいいかなと。

自分の弱点を出す

素の自分を出せない理由はいろいろだと思うが、例えば以下が考えられる。

  • 自分自身に対して自信がない
  • 相手の顔色をうかがってしまう

であれば、先にこっちから自分の弱点をさらけ出し、安心してもらうのが早い。

朝寝坊をし過ぎちゃうとか、同じもの2つ買っちゃうとか、物音が大きいと叱られがちとか…

自分の中でちょっと緩んでいるなと思う部分を出すのがコツ。

え?私?

いやもうそんなんありすぎ。笑

お片付けヘタだし、飽き性だし、顔にすぐ出るし…ありすぎてw

SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROで撮影した日の光に照らされる細い木の枝
SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

とにもかくにも相手の素を引き出すには、自分のカッコ良くない部分をさらして

「なんか安心できるな、この人…」

と思ってもらうことも大事なこと。

ちょっと砕けた口調で話す

口調については馴れ馴れしく思われない程度に。

あまり砕けすぎるのは逆に「うわー苦手なタイプ…」と思われる可能性がある。

最初は硬い感じで良いと思うけど、徐々に敬語とタメ口と方言が混ざった話し方をしてみよう。

笑顔で挨拶

基本。だけど、わざとらしい笑顔って逆にどうリアクションしていいのか分からなくなるので自然に。

うちの会社にも話しかけてくるときわざと物凄い微笑みを作る人がいるんだけど、正直どうしていいのか私も分からん…。

「何…?」っていう。。。

怪しいのでやり過ぎは注意。

じゃあどの程度?っていうと、友達に「やっほー☆」って言うくらい。笑

相手の話を肯定

超大事!

相手が話してくれたことに対し、

「おお、なるほど~」
「そうだったんだ!」
「そっかそっか~」

と興味深そうに肯定する。

SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROで撮影した太陽の光に照らされる木々
SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

もし相手が自分の弱点や苦手なことを話してくれたら、それをポジティブに捉えて返したい。

例えば「家ではかなりズボラな生活をしている」と言ったら「仕事でたくさん頑張ってるから家ではリラックスしたいよね」みたいな。

他にも「(仕事の)手が遅くて…」と言ったら「考えながら丁寧にやってるってことだね」とか。

そしたら相手も「あ、そういう考え方もあるの?」とか「あなたってポジティブだね」と好意的に受け止めてくれるし、相手にとって自分を出しやすい空気になる。

相手のことがマジで嫌いだったら難しいかもしれないけど、少しでもあなたの中に相手のことを知りたい!という気持ちがあるなら、まずはその姿勢を言葉に出してみよう。

嫌いなことを安易に口にしない

自分の嫌いなことは安易に話さない。

なぜなら相手にとっては好きなことだったり、大事なことだったりする可能性があるから。

私の話をすると、会社にこんなことを言ってる人がいた。

「今代車なんですけど、これがめっちゃダサくて~」

で、見てみると私としては全然ダサくない。

っていうか、可愛いしアリじゃんという車だった。

…まあ言わなかったけど。

さっきの「相手の話を肯定」とも関係するが、なるべくポジティブな話をしよう。

好きなこと、カッコイイ・可愛いと思うこと、など。

(自分の)ギャップを見せる

自分のギャップを見せることで、相手から安心してもらいやすくなる。

あ、ギャップといっても極端にマイナスにならないようなギャップで。

例えば普段は穏やかだけどお酒が入ると気性が荒くなる、とかはダメ。

私だと表向きはよく話すし明るいが、趣味は写真で一人が好きという…。

ここまで書いたことを実践すると相手には「比較的明るい人」と思われる可能性が高い。

そこで「でも自分はこんな一面もあって…」とギャップを見せることで、「あなたにもそんな部分があるのね」と思わぬ共感を得られるかもしれない。

もし自分が他人から「意外!」と言われるような趣味などがあれば、相手にもそれを話してみよう。

相手の名前を呼ぶ

会話の頭に

「●●さんって…」
「●●さんは…」

と、相手の名前を付けることで「私、あなたのことちゃんと意識していますよ」と伝わりやすくなる。

相手からすれば名前を言われたことで特に「お?!」とはならないかもしれない。

が、回数を重ねることで徐々に「なんとなく親しくなれそうな人」という認識を相手に浸透させていく。

劇的な効果とか即効性があるタイプの方法ではないが、気にしておくと良いと思う。

相手に素を出してもらうには優しく丁寧に接すること

まとめると、相手に素を出してもらうためには以下がポイントになる。

  • 自分の弱点や抜けているところを話す
  • 相手に対して肯定的に接する
  • 明るい態度でいる

「安心」「自身」「気楽」に重点を置いたコミュニケーションを取ることで関係がスムーズに築けるはず。

SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROで撮影した木漏れ日で光る葉っぱ
SONY α7C II / SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

本質的には相手が素を出さないタイプとか、硬い人とかは関係ない。

相手のことを知りたいなと思ったら、優しく丁寧に接することが一番大事だと思う。

その中でなぜ相手が素直に自分を出せないのかを考えて、なるべくリラックスできる雰囲気や関係を築いていこう。