私はライティングが大好きで、休日に暇さえあればずっと何かメモをしている。ブログをやっている理由も、根本的に私が文章を書くことが好きだからだ。
過去には副業ライターとして月収10万ほど稼いでいた時期もあった。
そんな私が提唱したいのが「自由なライティングによるストレス解消法」である。
書くことが好きな人も、ついつい考えすぎて手が止まってしまう人も、いったんきれいにまとめることは忘れて好きなことを好きなだけ吐き出してみて欲しい。
何の目的も生産性もないライティングがストレス解消になる
なぜ目的も生産性もないライティングがストレス解消になるのか、私が考える理由は2つある。
- 「思考の整理」なんて気にしなくて良いから
- 他人の反応を気にせず本音をぶちまけれるから
要は、収益化を意識しないライティングは楽しいのだ。
思いつくままに心に浮かんだ言葉を書き出してみると、だんだん集中力が高まってきて自分の世界に没頭した気になってくる。
一通り吐き出し終えるとスッキリした気持ちになり、やっぱり好き勝手に書き続けるのは楽しいなと思うのであった。
収益性ばかり求められるライティングの苦しさ
ブログ、SNS、副業ライターなどが流行した影響か、世の中はライティングに収益力を求めすぎているような気がする。そりゃあ書くことが苦痛になる人がたくさん出てもしょうがない。
整理されていない文章はダメ、
他人に響くものがない文章は無価値、
本当にそうだろうか?まあビジネスの側面から見ればもちろんそうかもしれない。
ただ、ライティングが好きな私からすれば、好き勝手なことを書いている文章の価値を再認識しても良いのでは?という感じだ。
人気が出た個人ブログなんて、最初はそんな感じのものが多い。自由だから個性が出るし、文章がそこまでまとまってなくても書き手の心の内が現れているところに魅力を感じるのだ。
ストレス解消のためのライティング方法
私がやっているストレス解消のためのライティング方法はとてもシンプルである。
付箋かメモパッドを用意しよう
ビジョン・欲しいものを書き出すなら付箋、溜まった感情を吐き出すならメモパッドがおすすめだ。
なぜなら、せっかく買いだしたビジョンや欲しいものはどこかに貼っておくことでモチベーションアップにつながるかもしれないからだ。
ちなみに、付箋といえばポストイットだが、あれは高級なのでこのワークではおすすめしない。
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一時の感情というのはしばらくすれば消えていく可能性が高い。誰それがムカつくとか、仕事がだるいとか、特にネガティブな感情は書き出してスッキリしたら捨てるのが吉だ。
1枚の付箋あるいはメモパッドに1つ書こう。思いつくままにじゃんじゃんめくって書いていくのだ。
目標や欲しいものを書くことがストレス解消になる理由
感情を吐き出すことはまだしも、なぜ目標や欲しいものを書くこともストレス解消になるのか。
私が思うに、書き出すことで自分が目指す道や理想とのキャップが明らかになり、霧が晴れていくからじゃないかと思う。
あれ、自分ってこんなの欲しかったっけ?
これは本当に必要なのか?
やっぱりこれは諦めきれないな
などなど。
頭の中に溜め込んでいると、常に理想と現実が混在している状況になる。それでは自分が本当に進みたい道や手にしたいものもぼんやりしがちになるのだ。
書き出したものをちょっと見つめるだけで、未来への糸口がつかめるかもしれない。
とはいえ、いちいち書き出すことにテーマを決めないこと。考え始めるとまた「思考の整理」の罠にハマり、きれいに書き出すことが目的になってしまう。
あくまでもランダムに書き出したことから、何か自分が感じることがあるかどうか、それが大事なのだ。
何もなけりゃそれで良し。
ライティングでストレス解消するには自分の世界に閉じこもることがミソ
最初に書いたように、現代人は思考法や思考の整理術、他人からの共感にこだわりすぎだと思う。
せっかくライティングは自己表現する素晴らしいツールなのに、なんだか戦略的すぎて疲れるものになってしまってないか。
もちろん、ビジネスを意識したライティングを否定する気はないし、モノやサービスを売るためのライティングというのも存在する。
そうした場ではきちんと伝えるべき情報が整理され、見やすく、分かりやすいライティングが求められるだろう。
一方、ライティングの「ストレス解消」という部分にフォーカスを当てている人はまだまだ少ない気がする。
昔、個人ブログが伸びて自然と収益化された時代があったように、本来ライティングはもっと自由なノリがあるものだと私は考えている。
それがWEBマーケティングの発展などでビジネススキルの一つという側面が強くなり、段々と没個性が進んでしまったように思えてならない。
今では、いかに整理され他人から共感を生む文章かーが大事であり、ダラダラと好き勝手に書くのはNGという雰囲気を感じる。
もちろんそれは場面によるが、ちょっと窮屈な気持ちになっているのは私だけだろうか。
みんな、もっと自由に書こうよ。
ペンとメモを用意して、思いつくままに書き殴れば良いのだ。